女性の抜け毛

毛染めが原因で抜け毛が増える?

いわゆる「毛染め」には、ブリーチやヘアカラー、ヘアマニキュアなどの種類があります。

これは頭皮や髪の毛に大きなダメージを与える順番に並べてみました。

つまり、ブリーチが一番ダメージが大きく、ヘアマニキュアが一番ダメージが少ないというわけです。

こういった頭皮や髪の毛へのダメージが積み重なってくると、すぐにではなくても今後の抜け毛に繋がることは否定できません。

ですから、抜け毛が気になっている人は、なるべくブリーチは避けて頻度も少なめにした方がいいと言えます。

ヘアマニキュアだと染まる色合いが弱くて持続期間が短いので嫌だという人はヘアカラーをなるべく美容院で行いましょう。

美容院で行えば自分で行うよりもきちんと髪のケアができますし、専門のケア用品を一緒に使ってもらえばダメージを抑えることができます。

また、ヘアカラーを行った後の数週間は、自宅でもトリートメントをしっかり行うなどして気をつけることでダメージが最小限になります。

女性の抜け毛の改善方法って?

女性の抜け毛には、人によっていくつかの原因があります。

まずは、自分の抜け毛の原因を見極めて、それに合った改善方法を行っていきましょう。

一番多いのが、頭皮になんらかのトラブルが起こっていて引き起こされる抜け毛です。

頭皮にフケや皮脂が溜まっているとかゆみの原因になりますし、反対に頭皮が乾燥しすぎていてバリア機能が低下することもあります。

つまり、頭皮はいつもちょうどいい水分量に保っておく必要があり、さらには適度な清潔さを心がけることが最も重要です。

また、洗髪の仕方にも気をつけることで、抜け毛を改善できます。

洗髪では決して頭皮に爪を立てずに指でもみ洗いをし、できるだけ頭皮マッサージをしていきましょう。

後は生活習慣ですが、睡眠のリズムを正常に保ちながら、栄養バランスの良い食事をとるようにして、飲酒はほどほどにすることが大切です。

ホルモンバランスを整えるために、大豆製品に含まれているイソフラボンを多く摂ることも心がけてください。

女性の抜け毛はシャンプーが原因?

お風呂場でシャンプーした後の排水口に抜け毛が溜まっていてゾッとした・・・こういう経験は多くの人にあるかと思います。

実際、シャンプー時には髪が抜けやすいですが、そもそも髪は毎日抜けていくものなので、髪を洗うという刺激を与えられて抜けてしまうのは自然なことでしょう。

毎日抜けていく髪の毛の目安は、健康な状態で100~120本程度と言われています。

だから、シャンプー時に20~30本の抜け毛があるのは当然なのですが、それが50本を越えるようだと注意が必要です。

もしかしたら、髪に優しいシャンプーができていないかもしれないので、やり方を見直してみてください。

髪に優しいシャンプーの第一ステップは、シャンプー前に髪をブラシで梳かしてほこりを落とすことです。

次に、しっかりと髪全体を濡らします。

それから、少なめのシャンプーを手に取って、指の腹を使って入念に泡立てながら洗髪を行いましょう。

また、シャンプーの成分が頭皮に残っていると地肌にダメージを与えるため、すすぎはしっかりと行うようにすることが大切です。

パーマは抜け毛を増やすの?

「パーマをかけると髪が傷むっていうし、抜け毛が増えるんじゃないの?」と思っている人が多いかもしれません。

しかし、美容室で使われているパーマ液は、毛根に浸透して脱毛が起きてしまうほど強い薬剤ではないため、大丈夫だと言われています。

ただ、パーマをかけた後は頭皮が敏感になっているので、ケアをしっかり行わないと髪が傷んでしまう可能性はあります。

髪が傷んでいると抜け毛の原因になりかねませんから、パーマ後のヘアケア・頭皮ケアにはくれぐれも気をつけてください。

それでも「パーマをかけたら抜け毛がひどくなった」という経験をしたことがある人がいるようです。

実際にパーマをかけたことがきっかけで落ちる毛の量が増えたという場合は、抜け毛ではなくて切れ毛だと考えられます。

パーマや縮毛矯正を一定以上の期間を開けずに繰り返すと、短期間に与えられるダメージのせいで髪が弱くなってしまいます。

パーマ後に抜け毛が増えた場合には、切れ毛じゃないか毛根を確認するようにしてください。

女性でもAGAになるの?

最近よく聞く「AGA」とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」という意味です。

「男性型」というくらいですから女性には関係ないのでは?と思う人がいるかもしれませんが、似たような症状は女性にも現れます。

女性でも中年期以降に、額の生え際・頭頂部などの髪が薄くなりやすくなることは広く知られていますよね。

こういう状態のことを特に「FAGA(女性男性型脱毛症)」と呼んでいます。

女性の場合は男性のAGAほど極端に髪が抜けることはありませんが、これは女性ホルモンに皮脂の分泌を抑える働きがあるためです。

しかし、加齢によって女性ホルモンの分泌が減ってしまい、男性ホルモンの分泌が優位になってしまうと、皮脂の分泌が抑えられなくなります。

このこともFAGAが加速してしまう原因の一つであると考えられています。

また、最近の研究によると、今までは中年期以降に限られていたFAGAが20代から始まることも増えてきているそうです。

バランスの取れた食事を心がけるのはもちろん、生活習慣やシャンプーの仕方の見直しを行い、FAGAの発症や進行を防ぐようにしてください。

睡眠不足だと抜け毛が増えるの?

睡眠不足はあらゆる体の不調に繋がるため、当然、髪の健康にも悪影響がありますし、一番よくないといっても過言ではありません。

どうしてかというと、体は睡眠不足になると臓器や筋肉の疲れを取ることに力を割いて栄養を送り始めます。

そのため、髪の毛は重要度が低いと判断されて、一番最初にダメージを受けることになります。

そうなると髪には栄養が足りなくなり、結果として抜け毛が増えてしまうのです。

また、睡眠時間がずれていたりして「肌のゴールデンタイム」と呼ばれる夜10時~深夜2時の間に寝ていない人は、全体的に成長ホルモンの分泌量が少なくなります。

成長ホルモンが分泌されないと、髪も肌もスムーズに新しいものが作られなくなってしまいます。

睡眠不足に気をつけるのはもちろんですが、寝る時間帯に気をつけることも抜け毛対策には必要です。

この時間帯に横になっていれば、頭皮が心臓と同じ高さにあるため、血行が良くなって育毛が促されます。

抜け毛を防ぐためにも、規則正しい生活を心がけ、質の高い睡眠をとるようにしましょう。

更年期には抜け毛が増えるの?

年齢を重ねた女性の一番の体の悩み、それは更年期ではないでしょうか。

なんとなく体の調子が悪い、気持ちが晴れない、いつも自分だけ暑がったり寒がったり・・・このような症状と一緒に「髪のボリュームが減った」という悩みも多く聞かれます。

このように、女性の更年期には、薄毛・抜け毛という症状が現れることもあります。

どうしてかというと、更年期を引き起こす女性ホルモンのエストロゲンは、育毛に大きな役割を果たしているホルモンだからです。

それが減少してしまうと更年期に突入するとともに、髪そのものが痩せたり、本数が減ったりします。

だから、更年期に抜け毛が増えてしまうのは、ある程度は仕方がないことなのです。

それをできるだけ緩やかにするためには、正しいやり方でのシャンプーを心がけて、マッサージなどで頭皮の血行を促進するといいでしょう。

また、大豆製品を多く食べてイソフラボンを摂取したり、適度な運動をしてストレスを発散することも、更年期と抜け毛の両方に効果的です。

ウィッグはつけた方がいい?

女性は抜け毛がひどくなると、頭頂部を始めとして薄毛が進行してしまうことがあります。

洗髪や生活習慣の見直しを行っても改善できない場合は、ウィッグをつけてみるのも一つの方法です。

最近のウィッグはいわゆる「かつら」とは違い、ファッション目的で使われるものが多く販売されています。

ヘアスタイルを大きく変えるフルウィッグだけでなく、上半分だけにつけるハーフウィッグ、頭頂部だけをカバーするトップピースなど種類も様々です。

ボリュームアップをしたい人はトップピースだけでも十分ですし、自毛を生かした簡単なスタイルチェンジならハーフウィッグを使ってもいいでしょう。

近年ではウィッグのオーダーメイドを専門にしているお店もありますし、既成品ではなく自分に合ったウィッグを作ることもできます。

また、ウィッグなら、家ではつけないけど外出の時だけつけたい、旅行につけて行ってそのまま温泉を楽しみたいという願いも叶えてくれます。

ウィッグの購入を検討している場合、まずは専門店に行って相談してみてください。