産後の話

産後は抜け毛がひどくなる?

一般的に産後は抜け毛がひどくなります。

髪を洗う度に大量の毛が抜けるので驚くかもしれませんが、珍しいことではありません。

産後2ヶ月ほどから抜け毛が多くなり、産後6ヶ月目くらいまでその状態が続きます。

また、気づきにくいですが、髪の毛だけではなく、体毛も同時期に抜けます。

産後の抜け毛はホルモンバランスが深く影響しており、これが正常に戻れば自然に抜け毛は改善していくので安心してください。

しかし、女性にとって髪は大切な存在ですから、できる限り抜け毛を減らし、薄毛の状態を改善したいですよね?

ここで重要になるのが規則正しい生活を送ることです。

疲労やストレスは髪の成長の妨げになるので、十分な睡眠時間をとらないといけませんし、産後は体力が低下しているため栄養バランスのいい食事をとる必要があります。

どちらも当たり前のことですが、こういったことが産後の抜け毛を改善するのに重要なことです。

髪がたくさん抜けると焦ると思いますが、誰もが通る道なので気長に改善していきましょう。

骨盤矯正はした方がいい?

産後は骨盤がずれているから矯正した方がいいといわれていますが、本当なのでしょうか?

これはどちらともいえません。

なぜなら、専門家によって骨盤矯正の考えが異なるからです。

産後は骨盤が緩んで広がっていますが、無理に矯正しなくてもいいという意見もあります。

そこで無理に骨盤矯正すると、さらに症状が悪化する可能性があるので、何もせずにそのまま自然に治るのを待った方がいいという考え方ですね。

また、自然には治らないから骨盤矯正を受けた方がいいという考え方もあり、どちらが正しいとは明言できません。

そもそも骨盤矯正をしても何も意味がないという考えを持っている専門家もいます。

ハッキリした根拠がないので、無理に骨盤矯正をする必要はないのかもしれません。

ただ、どちらにしても、産後すぐに骨盤矯正をするのは体に良くないのは確かです。

産後6週間程度は無理をせずにゆっくりと休まれた方がいいので、体調が優れないのに骨盤矯正を受けに行く必要はありません。

産後は肌トラブルが起こりやすい?

産後は肌トラブルが起こりやすいといわれていますが、これは事実です。

妊娠中はホルモンバランスが乱れてしまうのですが、産後もしばらくは乱れた状態が続いてしまうので、肌トラブルが起こりやすいです。

自然にホルモンバランスは正常に戻りますが、それまで時間がかかります。

産後よくある肌トラブルは以下の通りです。

・シミ
・乾燥
・蕁麻疹

出産を機にシミが増えることがあり、1ヶ月~2ヶ月で消える人もいれば、そのまま残ってしまう人もいます。

産後のストレスや育児の疲労などが原因で肌が乾燥しやすくなったり、蕁麻疹ができることも珍しくないです。

産後の肌トラブルを改善するためにも十分な睡眠と栄養バランスのいい食事は欠かすことができません。

さらに、育児で忙しくてスキンケアを怠ってしまいがちですが、これが原因で肌トラブルを引き起こす可能性があります。

洗顔をした後は保湿をたっぷりして、肌に潤いを与えるようにしましょう。

そうすることによって、肌トラブルをある程度抑えることができます。

産後のダイエットはした方がいい?

産後にダイエットをする女性が多いですが、した方がいいのでしょうか?

結論からいうとした方がいいです。

絶対にしないといけない訳ではありませんが、産後ダイエットには以下のようなメリットがあります。

・出産前の体型に戻る
・メダボリックシンドロームの予防

意識的にダイエットをしないと出産前の体型に戻りづらいです。

体型を気にするのであれば、やらないよりはやった方がいいでしょう。

また、ダイエットをすることでメダボリックシンドロームの予防にもなります。

出産を機に肥満になってしまう場合もあるので、それを防ぐためにもダイエットをした方がいいです。

ただ、ダイエットをする場合は体力が戻ってからにしてください。

体力が戻る前に始めてしまうと体への負担があまりにも大きいため、1ヶ月程度は安静にするべきです。

1ヶ月経過して体力が戻ってきたのを確認してから、少しずつ始めてください。

過度な食事制限をすると体はもちろん、母乳にも影響を与えてしまうので、無理なダイエットは絶対にやめましょう。

産後クライシスって何?

みなさんは産後クライシスという言葉をご存じでしょうか?

聞いたことがない人もいるかもしれませんが、産後クライシスとは出産を機に夫婦仲が悪くなってしまうことをいいます。

原因は各ご家庭によって異なりますが、一番多いのは旦那さんのサポート不足です。

家事や育児を助けてくれなかったり、余計なひと言が原因で関係が悪くなることが多いです。

この産後クライシスがきっかけで、離婚をしてしまう場合もあります。

産後クライシスを予防するには以下のようなことが効果的です。

・他人と比較しない
・旦那さんとコミュニケーションを取る

他人と比較すると「どうしてうちだけ育児を手伝ってくれないんだろう・・・」と不満が生まれます。

この不満が産後クライシスを引き起こすので、他人と比べないことが重要です。

子供が生まれると育児に追われ、旦那さんとコミュニケーションを取る時間が大幅に減ってしまいます。

そうすると次第に関係が悪くなってしまうので、日頃からコミュニケーションを取る努力をしてください。

また、旦那さんを褒めて、育児や家事を手伝ってもらうというのもいいでしょう。

産後の食事はどんなものがいいの?

産後の食事は以下のようなことを心がけてください。

・味付けは薄味
・栄養バランスのいい食事
・糖分を摂り過ぎない
・肉を控える
・加工食品を避ける
・水分をこまめに摂る

塩分の取り過ぎは体に悪いので、味付けを薄味にしてください。

多少物足りない程度に抑えておいた方がいいでしょう。

色々な食材を使って栄養バランスのいい食事を作り、好き嫌いをせずに食べてください。

栄養バランスが悪いと母乳にも悪影響を及ぼします。

糖分を大量に摂取すると体重が元に戻らず、産後太りになります。

育児のストレスでお菓子を食べたくなりますが、ほどほどにしてください。

肉中心の食事ではなく、ヘルシーな野菜と魚を中心にしたメニューが望ましいです。

加工食品は体に有害なものが含まれていますから、避けるようにしましょう。

母乳を与えていると水分不足になるので、こまめに水分を摂るクセをつけてください。

産後はこういった食事を意識することで、体力を回復することができ、母乳の分泌を促進させることができます。

産後の生理はいつからくる?

産後の生理がくる時期は個人差があるので、一概にいつからとは明言できません。

産後2ヶ月未満でくる人もいれば、1年以上経ってからくる人もいます。

基本的に母乳をあげている限り、生理は始まりにくいといわれているので、母乳だけを与えている人は生理がくるのは遅いと考えた方がいいかもしれません。

ただし、これも個人差があるため、卒乳前に生理がくる人もいます。

そして、産後初めての生理は何も前兆がなく、突然くることも珍しくありません。

通常は何かしらの症状を感じてから生理が始まりますが、無排卵の場合もあるので、その時は突然生理がきます。

また、卒乳前に生理がくると「母乳に何か影響があるかも」と心配になってしまいがちですが、何も問題はありません。

多少は母乳の出が悪くなりますが、味や量は変わらないです。

生理がなかなかこないと不安になりますが、焦る必要はないので安心してください。

まずは3ヶ月程度様子を見て、気になるようであれば医師に相談されてみてもいいかもしれません。

産後うつってどんな病気?

産後うつは、お産の2週間~3週間後くらいに発症します。

一般的なうつの症状と同じように、今までできていたことができなくなったり、体がだるくなったり、赤ちゃんの泣き声を聞くとイライラしてしまうといった症状が起こるでしょう。

また、食欲不振や不眠といった症状も現れます。

産後うつになると、短くても1ヶ月、長い場合は1年以上も症状が続きます。

産後すぐに気持ちが落ち込んで1週間~2週間程度その状態が続いた場合は、産後うつではなくマタニティブルーだと思ってください。

基本的にマタニティブルーは女性ホルモンの変化が原因なので、すぐに発症してすぐに治るというのが特徴です。

一方、産後うつは女性ホルモンではなく、環境の変化や育児ストレスなどが大きく関係しているといわれています。

物事を完璧にこなそうとする人、真面目な人、責任感が強い人、一人で物事を考える人は頑張り過ぎてしまうので、産後うつになりやすいです。

産後うつを防ぐためには、周りのサポートが重要になってきます。